ストライダーの足跡

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2007/04/14 (土) 01:44
指輪1The Lord of the Rings

J.R.R.トールキンが書いたファンタジーの金字塔、長い間そのスケールの壮大さから映画化は無理だと言われてきましたが(あのキューブリックでさえ諦めたとか。。。)、CG技術の発達で最近映画化もされました。

“原作のスケール壮大 → 無理な映画化 → 失敗作” というパターンが多い中(“デューン”もそうやったなぁ。。。)、
指輪2この映画 "The Lord of the Rings" は、なかなかよくできた映画
だと思います。
個人的にはガラドリエルのイメージが少し違ってたのが残念でしたが、(映画のガラドリエルは性格にちょっと怖さが出すぎな感じが。。。) でも演じていたケイト・ブランシェットは素敵だったので許してあげましょう!w

ということで、内容はご存知の方も多いと思うので概要説明は省略します。

指輪3文庫本の方は9冊あります。
ボリュームは大きいですが、内容が面白いので私は結構一気に読めちゃいました。
(今読んでいる『ナルニア国物語』は一向に進みませんが)

ただ、この物語の前哨と言うべき 『ホビットの冒険』 をぜひ事前に読んでおくことをお勧めします。
ビルボがいかにして指輪やスティング(つらぬき丸)やミスリル(鎖カタビラ)を手に入れたのか?等の歴史がわかり、指輪物語の魅力が更にupします。
ついでに 『シルマリルの物語』 も一読をと言いたいところですが、これは内容が結構濃い~くて拒絶反応起こす可能性があるので、お勧めとまでは言いません。w

以下、ネタばれ有り要注意!

<指輪物語の魅力について>

1) その壮大な背景(歴史)
指輪4
  指輪物語で語られる世界は "Middle-earth(中つ国)"
  第三紀の終わり頃、人間の世界が始まろうとする直前の
  ほんの一部分の話であり、トールキンは天地創造から
  そこに至るまでの壮大な歴史を構築しています。

  例えば第一紀の神々の世界からいかに邪悪なサウロンが
  誕生するに至ったのか?
  いかにエルフや人間が創生されていったのか?
  といったことが『シルマリルの物語』に描かれています。
  そんな壮大な背景がベースにあることにより、この指輪物語は
  ファンタジーでありながらも非常にリアリティのある重厚な作品と
  なっています。


2) 言語について

指輪5  トールキンが言語学者だということもあるのでしょうが、
  物語に出てくるエルフ語のように、実際の使用に耐えれる
  ような文法を持った、確立された言葉・文字を創出し
  使っています。
  この辺りも物語のリアリティを上げるのに貢献しています。



3) 場面の空気(雰囲気)が変る
  私は読書好きって言えるほど多くの書物を読んでいる
  わけではないんですが、それでも読んだフィクション系の
指輪6  中で、その場面場面(場所場所)でこれほど雰囲気が
  変る、言い方を変えればその場所特有の雰囲気を強く
  感じることができる物語はそうないと思います。

  旅立つ前ののどかなシャイア、Black Riders(黒の乗手)に
  追われ、初めて Strider(馳夫さん)と出会ったブリー村の
  踊る子馬亭、美しいエルフの裂け谷やロスロリアン、ドワーフの
  地下都市モリア、黒の国モルドール、あと映画では出てきませんでしたが、
  指輪を消滅させた後に帰還して知った変わり果てたシャイア等々、探せば
  どっか本当にそんな所がありそうな気にさえさせる緻密な描写はすばらし
  いです。

  その登場人物に感情移入してしまう作品は世の中に数多くありますが、
  その場所・土地に入り込んでしまえる作品って少ないように思います。
  (※実は私のH.N.はここから頂きました(^^ゞ)


4) 人間の弱さを表現した指輪の最後

指輪7やっとオロドルインの火の前にたどり着いたフロド。
しかし、最後の最後になってフロドは一つの指輪に完全に魂を
奪われ、指輪を我が物としてしまいます。
でも結果的に指輪はフロドの意思に反して、ゴラムに奪われた
形で火の海へ落ちることになるんですが。。。

  いやぁ、こういう展開好きです!w
  いかに人の意思は弱いのかってことを言いたかったのか? または
  人を思いやる気持ちが大切だということを言いたかったのか?
  (言えばゴラムが世界を救ったようなものですからねぇ。。。)
  その辺はよく分かりませんが、綺麗事で終わらずに予想を超えた
  こういう現実的な展開は、物語の魅力を一段押し上げてるように
  思います。


指輪85) 悲しみを含むラスト

  最終、一つの指輪が消えてサウロンも滅び、中つ国に王が
  戻ってそこで終われば大団円と言うことなんでしょうが、
  実際のラストには映画でも取り上げられていたように悲しい
  別れがあります。
  (この場面が映画に入っていたのはちょっと嬉しい驚きでした。)
  ビルボやフロドはガンダルフや上のエルフと共に灰色港から
  船に乗って中つ国を去っていきます。

指輪9この場面をラスト直前に持ってきたたことには大きな意味が
あると私は思っています。
世の中はエルフから人間の新しい時代へと変り、古きものは
去っていく。
古き神々の時代の産物であった一つの指輪の所持者となり、
その影響を受けたものもまたしかり。。。

  さすがにラストのラストは船を見送りに行ってシャイアに戻ったサムが、
  家族と共にある朗らかな場面で終わるんですが、この物悲しい別れの
  シーンがあることで、いかに一つの指輪の力が強かったかということ、
  そして長く続いたエルフの時代も一つの指輪と共に歴史の表舞台から
  消えていくということを感慨深く表現しているように思います。          
                       (終わり)

いやぁ、なんか調子こいてえらい長文になってしまいましたが、
最後まで読んで頂き有難うございました!m(_ _)m


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<コメント>

本は読んでませんが私は映画をみました♪
ちゃっちいCGじゃなくてほんとすごいな~と感動しました。
メイキングも見たな~
ちなみに私はサムが好きでした♪

>ぽろりさん

私は原作でも映画でも断然ガラドリエルファンです!(しつこい?)w
でもロスロリアンで旅の仲間達がつかの間の憩いのひと時を過ごす場面は、
この物語の中でも最も好きなところの一つです。

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